ささいなことから「考える力」を伸ばそう!

<ささいなことから「考える力」を伸ばそう!>

幼児期は日々成長していきます。
朝起きて夜寝るまでに様々な事を体験・経験して「考える力」「思考力」を伸ばしていくことができます。

そもそも「考える力」とは、判断・推理・概念・創造など多様な力を伸ばしていく源となります。自分で問題を解決していく生きる力にもつながるとても大切な力なのです。

といっても、それほどガチガチにそればかりに縛られるよりも、楽しく毎日の生活の中から「考える力」「思考力」を伸ばしていく取り組みがベストだと思います。

疑問があるから「考える力」が伸びる

「なんでだろう?」「どうしたらいいんだろう?」という疑問があるからこそ「考える力」は伸びると思います。

3歳ぐらいになると知識欲が旺盛になる時期です。
些細な事でも「なんで?」「どうして?」と親に質問をしてきます。

ここで正しい対応をすることが自ら考える力の礎になるでしょう。

「なんで?」という質問に対して、親の都合ではなく子供の目線に立って答えてあげることが大切。子供は本当に知りたいと思って質問をしてきます。真剣な質問に対してちゃんと答えてあげなければいけません。

「どうして空は青いの?」という質問に対して、「そういうものなの!」と一刀両断するよりも、「どうしてだろうね、○○はどうしてだと思う?」というように一緒に考えてみたり、調べてみたりすることで子供は知ることの楽しさを見いだしていきます。親でも答えることができない質問や説明が難解なことも多くありますが、本当の正解でなくても子供が満足できる解答であれば良いと思います。常に正しい答えでなくても子供が夢や希望を持つことができる答えで子供の引き出しを開けてあげることができます。

子供に選択させてみる

おやつを食べていてお菓子を床にこぼしてしまったとしましょう。この時にすぐに親が片付けてしまうのではなく、子供に一度考える時間を与えてみる。

○自分でこぼしたのだから自分で拾おう!
○パパ・ママが拾ってくれるからそのままにしておこう
○今はおやつを食べているからあとから拾おう

こぼしてしまったおやつをどうすれば良いのか・・・、子供の中でいくつかの選択肢の中から最善なものを選んでいく道筋が「考える力」なのです。

なんでも親が主導してあげる生活よりも、子供に選択させたり考えさせる機会をつくる生活をすることで時分で考えて行動ができるようになってくると思います。それが間違った行動であっても間違えてわかることがありますし、自分で選択して行動したこと自体が大切なのです。

子供が考えて行動した結果ではなくその過程を大切にしてあげてください。

サブコンテンツ

体験談

このページの先頭へ