幼児の難しい質問への対応

<幼児の難しい質問への対応>

子供は純粋で好奇心旺盛。
気になることは何でも聞いてきます。

「なぜなぜ期」といわれるほど2歳ぐらいになると「どうして?」「なんで?」と質問攻めになる時期があります。

キチンとこの質問に対して子供の視点に立って答えてあげることが大切ではありますが、なかには答えが難しい質問やどう説明していいのか分からない質問もあります。

そんな難しい質問への対応について考えてみましょう。

難しい質問で心掛けたいこと

子供から答えの仕方が難しい質問があった時に心掛けたいこと。

○子供の立場になって考える
子供は素直に疑問に感じたから質問をしてきます。その気持ちを大切にしていかなければいけません。説明をする際も難しい言葉ではなく子供が理解できるように話しをしよう。

○自分で考えることができるようにする
子供の発想力を大切にして子供自ら自分の考えを持てるような答えの仕方。自発的に考えることで成長を促していくことができます。

○難しいからといって適当に答えない
「どうせわからないだろう・・・」と思って適当な答えを言わないようにしましょう。説明が難しかったり親でも分からない質問に対しては「分からないから一緒に考えてみようか」など、子供の質問をシャットアウトしてしまわないようにしましょう。

○質問を否定しないようにしよう
子供の質問を否定したり怒ったりしないようにしましょう。子供が自ら考えた答えや意見に対しても否定は厳禁。子供の意欲を減退させてしまいますので、子供の意見を肯定的に捉えていきましょう。

○身近な事象で例えてみる
例えば「どうして昼と夜があるの?」と質問してきたとしましょう。専門的な事を言っても理解が難しいので、「夜はしっかり寝て大きくなるためだよ」「地球の反対側の人の洗濯物も乾かさなければいけないから」などの子供に分かりやすい身近な事象で答えてみると良いと思います。

○正解でなくても子供が満足すればいい
親でも答えが難しいことを子供が理解できることはないでしょう。そういった場合は、例え正解のでなくても子供が満足する答えを提供してあげればいいのです。

上記に書いた以外にもここで実践していける方法があると思います。子供の意見を否定せずに尊重して子供の目線に立って考えていくことを基本に、各家庭なりの接し方を考えてみましょう。

子供が親に「なぜ?」「そうして?」と聞くのは疑問・不思議なことがあるから。そして、この疑問・不思議は子供の成長を促す源であり、学びへとつながる種です。

「知りたい!」という好奇心、「わかった!」の満足感、自分で考える力、知的好奇心を伸ばしていきたいのであれば子供の質問にはちゃんと向き合っていくようにしましょう。

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