絵を描いて遊ぼう!

<絵を描いて遊ぼう!>

色鉛筆やクレヨンを持てるようになったら絵を描いて遊びましょう!。

2歳程度になれば、直線や円といった簡単な図形を描くこともできるようになり、3・4歳程度であれば簡単な顔の絵、○・△・□などの図形を組み合わせて車や家などを描いたり、多彩な色を使用した絵が描けるようになってきます。

幼児期に絵を描くということは、手先の運動や運筆の練習、自分が思い描いたものを表現、感受性を育て創造力を育む、自分で考える力など様々な効果があると思います。

遊びの中で上手・下手は関係なく、子供が思ったように様々な絵を描く機会を与えてみてはいかがでしょうか。

楽しく絵を描こう!

よくある「成長の目安」などで「○歳は○○ができる」といったのがあります。例えば「5歳児になると顔と前身の絵が描けるようになる」といったようなものです。しかしあくまでそれは目安です。個々それぞれで成長のスピードは違いますし、得意・不得意もあります。

最初から上手に絵を描ける子供はいません。

上手に描けてもあまり上手に描けなくても、楽しんで絵を描くということを大切にしていきましょう。

上手に描かせようとするのではなく、子供が描きたいものを好きなように描かせることで自分で考えて表現する力の土台を築いていくことができます。上手に絵を描くことよりもそちらのほうが大切であると思います。

親がサポートする部分

1人で集中して絵を描いている時はそっとしておくこともあると思いますが、親がサポートしてあげることで絵を描くことに興味を持ったり、手法・表現などを学ぶことができます。

○安全に気を付けよう
クレヨンや色鉛筆を口に入れてしまったり、人に向けてしまうことがないように気を付けていきましょう。

○正しい持ち方・使い方を教えていこう
年齢が上がってくれば、グー持ちから正しい鉛筆の持ち方や書き方を教えていくことができます。子供の手の上から親が手を添えて書いてみたり、楽しみながら正しいクレヨン・鉛筆の使い方を覚えていきます。

○テーマの提案
「お父さんの顔を描いてみよう」「好きな動物を描いてみよう」など、子供がチャレンジできる範囲で絵のテーマを提案してみましょう。テーマを与えられると子供はテーマに沿って想像して表現しようとします。自分で考えて創造することで成長を促していきます。

○いつでも絵を描ける環境を作る
子供が「お絵かきしたい!」と言い出した時に絵が描けるような環境を作りましょう。クレヨン・色鉛筆とお絵かき帳をいつも同じ場所においておけば、子供は好きな時に絵を描くことができます。

○訂正の仕方を考えよう
上手に描けなくても怒らないのは当然のことだと思いますが、間違った表現の訂正も基本的にはしないほうが良いと思いますし、訂正する場合も「これはこう!」というような方法はやめて、子供が自分で考えたりもう一度観察できるような方法にしましょう。例えば子供は増だと思って書いたものでも、実際には馬や牛みたいになってしまうことがあります。手の数が多かったり、形が違ったり、子供は一生懸命描いても表現に間違いがあることは多々あります。頭ごなしに訂正するのではなく、「上手だね、あれ、でももう一回よ~くみてみよう!」など、子供の表現を否定しないようにしていきましょう。

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