親子のふれあいは子供を成長させる

<親子のふれあいは子供を成長させる>

子供の成長には何が欠かせないのか!

食事・就寝など基本的な生活環境と同時に、親子のふれあい、学びなどの成育環境の質も大きな要素。

成育環境は専門家で構成される日本学術会議でも審議されており、「子どもが群れる場の重要性」「子どもの視点に立つ環境形成の場」などの問題提起とともに多様な提言がされています。

子育てしやすい環境づくりやコミュニティなどはとても大切な事であると思いますが、家庭での生活がやはり基本的なことになります。

育成環境の質を家庭で実践していくことができる観点から考えてみると、親子のふれあいを通じて成長を促すことを考えてみましょう。

親子のふれあいはどんな学びよりも脳を活性化させる

親子のふれあいは子供の成長に欠かせないものであり、どんな学びよりも子供の脳を活性化させていくことができるものです。

ノーベル賞受賞のジェームズ・ヘックマン教授も「ふれあいが足りないと子供の脳は委縮する」という趣旨の主張をしていますし、小学校入学前の幼児期の親子のふれあいはその後の人生にも大きな影響を与えるものなのです。

スキンシップやコミュニケーションなどのふれいは、子供の頭と心の成長にとても大切な事。子供は精神的な安堵感・やすらぎ・安心などを得ることで自己肯定感を生み出す種になりますし、様々な体験を通してバランスよく子供は成長していくことができるでしょう。

親子のふれあいはそれほど子供の成長に必要不可欠な要素。子供の成育環境の質を上げるにはまずは親子で一緒に楽しみながら生活する環境をつくっていきましょう。

認知能力だけでなく非認知能力を伸ばす

知識などのいわゆるIQに代表される認知能力(Cognitive skill)ではなく、計画性・忍耐力・協調性・意欲・誠実性などのパーソナリティな「非認知能力(Non Cognitive skill)」を伸ばすことが幼児教育では大切だと思います。

小学校入試によくある行動観察などもこういった能力を測るテストではないでしょうか。

そして認知能力よりも社会ではこの「非認知能力」のほうが大切になる場面が多々あり、これからますますその重要度は増すでしょう。

将来就職したとき、大きな問題にぶつかった時、「非認知能力」の高い人は困難や苦難にも立ち向かうことができ、計画的に周りとの協調性も大切にしながらチャレンジしていくことができます。この能力は社会生活の中で、生きていくうえで非常に大切な能力であることは明白です。

そしてこれは家庭での環境や躾、親子のふれあいの仕方が大きく関係しています。

知力・学力を伸ばすだけの教育を実践していくのではなく、この「非認知能力」も伸ばしていく幼児教育を心掛けてその家庭のやり方で子供とのふれあいを大切にしていきましょう!

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