子供の責任感を育む

<子供の責任感を育む>

自分の行動への責任、任されたことを責任を持ってやっていくこと、責任は大人になって社会に出ると人間力としてとても必要な力です。

責任感を持つことができれば、物事を途中で投げ出さなくなったり、自分の言動・行動にも責任をもって自分で考えていくことができるようになります。もちろん周りからの信頼も厚くなりますし人間関係を築くうえでもとても大切な要素となるでしょう。

この責任感を子供に教えていくためにはどういった子育てがいいのでしょうか。

いくつか家庭でできることを紹介したいと思います。

責任感を身につける方法

子供のうちから責任感を身につけさせていくための取り組みを考えてみましょう。

当然各家庭の環境や方針があると思うので、その家庭の取り組み方で実践していくようにしよう。

責任感

★お手伝いを積極的にやらせよう

お手伝いは責任感を育むのに最適。
例えば食事の時にお皿を配る担当、食器を拭く担当、テーブルを拭く担当などの自分の役割を与えると責任感を持ってやるようになります。なるべく親は出を出さないようにして、決め事として子供の役割をやらせていくと責任感が伸びていくでしょう。「ありがとう」「上手にできたね」などの声掛けも!


★親自身が行動・言動に責任を持つ

子供は親の言動・行動を見て育ちます。
親自身が自分の言動や行動に責任を持っていないのに、子供にだけ責任感を求めても意味がありません。親が責任を持った行動をすることで、親をみて子供は責任ある行動の大切さを学んでいくと思います。


★自分で決めさせてみよう

行動などを自分で決めさせる習慣。
親は子供が決めたことをやり遂げるための手助けをする。
失敗したとしても「だから言ったでしょ!」「ママは分かっていたよ」など子供の決めたことを否定するような言動ではなく、「どうすればいいかな」「○○のほうがいいかもよ」というようなアドバイスなどをして、再度頑張ってやり遂げることで責任感の土台をつくっていきましょう。


★失敗したときは自分で考えさせてみよう

失敗したときに、親が主導で追及したり親がやったほうが早いとついつい手が出てしまうものですが、なるべく子供自身で考えさせて見守るようにしてみましょう。もちろんケースバイケースですが、自分で考える習慣は成長するにつれて自主性や整理して物事を考える力になります。失敗したときに子供がどう考えどう行動するかを温かく見守ることで、子供は試行錯誤してチャレンジ精神や自発的な行動ができるようになるものだと思います。


★親は応援して見守る

例えば担当のお手伝いをやらなかったとしましょう。
「どうしてやらないの!」と叱ったり、親がやってしまうと責任感は育まれません。「お願いしま~す」「今日はやったかな」というような子供の行動を促すような言葉や、子供が自主的にやるまで温かく見守ることで、責任感を育んでいくことができます。


上記のような取り組みは一例です。
園生活などの集団のなかでも責任感は育まれていきますし、親の接し方や行動をみて責任感も芽生えていくものです。

親自身が行動・言動に責任を持つことが何よりも大切な事。子供に無理強いをするのではなく、普段の生活の中で楽しく責任感を育んでいく方法を考えて実践してみましょう!

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