「ほめる」子育てをしていこう

<「ほめる」子育てをしていこう>

「子供はほめて伸ばす!」「ほめて自己肯定感を育てる」「上手にほめて意欲を引き出す」など、子育てをしていると良く「ほめる」という言葉を聞くことが多いと思います。

一方でほめようと思ってもどうやったらいいのか考えてしまったり、何をどうほめたらよいかわからないという方も多いと思います。

さらに「ほめすぎは良くない」「ほめてばかりだと逆にやらなくなってしまう」という意見もあると思いますが、子どもこそほめて伸ばすべきだと思います。

もちろん何でもほめればいいというものでもありませんので、子供の頑張りやできたことなど結果重視ではなく過程や当たり前にできたことなどをほめてあげるといいと思います。

ほめる子育てのヒント

ほめる


いくつかの視点から子供をほめるポイントを考えてみましょう。
闇雲になんでもほめるのではなく、上手にほめて子供を伸ばすヒントになればと思います。


当たり前のことをほめてみよう

靴を脱いだら揃える、ご飯を食べたら歯みがきをする、寝る時間になったらお布団に行く、というように日々の生活習慣のなかでできることがどんどん増えて自立へと進んでいきます。こういった時に、できなかった時に叱るのではなく「当たり前にできたこと」を褒めてみましょう。
例えば帰宅後に手を洗ったらほめる、挨拶がしっかりとできた時にほめるなど、子供の成長を促すようなほめ方をしていくと、次もしっかりと子どもは喜んでやるようになってきます。


後からではなくその場でほめる

基本はその場で褒めてあげること。
もちろん後からほめても悪くはありませんし逆に効果的なケースもあると思いますが、ほめるのはやはり子供が何かをした時が一番いいと思います。
子供も自分がしたことをその場でほめられることでその経験が心に刻み込まれますし、次もやろうという意欲につながります。


聞かれたらちゃんと答えてあげよう

子ども自身が頑張ったり上手にできた時に「えらい?」「うれしい?」ということを聞いてくることがあります。その時はしっかりとそのままの言葉で褒めてあげてください。「うれしい?」と聞かれれば「うれしかったよ!」、「えらい?」と聞かれれば「よく頑張ったね、えらいよ!」というように、その言葉のままほめてあげればいいのです。親にほめてほしかったり信頼をしているからこそそういったことを聞いてくるのですから、ちゃんと答えてあげるようにしましょう。


行動をそのままの言葉で言ってあげる

ただ単に「よくできたね」「えらいよ」というよりも少し具体的に声をかけてあげるといいでしょう。例えば「ちゃんと手を洗えたね」「時間になったらちゃんと止めれたね」「ひとりでも○○ができたね」というように、行動や子供がやったことをそのまま口に出してほめてあげてみよう。子供もちゃんと見ていてくれたという気持ちになりますし、行動をほめることで意欲も育っていくでしょう。


いくつかほめるポイントを挙げてみました。

もちろんほかにもほめ方のヒントやポイントはあると思いますので、各家庭で子供の成長を願って声掛けができるといいですね。

やはり子供は「ほめて伸びる」ものだと思います。
親子関係のなかでしっかりとした信頼関係をつくっていくためにも、ほめることは非常に重要なファクターだと思います。

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