「木育」で豊かな心を育てる!

<「木育」で豊かな心を育てる!>

突然ですが皆さんは「木育」という言葉を知っていますか?

読んで字のごとく「木」「木材」「森林」などに携わり知育、徳育、体育などの領域を育てていこうとする取り組みの事です。2006年9月に閣議決定された「森林・林業基本計画」のなかの言葉でもあり、徐々に認知度も広がりつつある「木育」。

「木」「森林」などに携わり環境や健康への関心、木に「触れる」「創る」「知る」などの活動を通して木材の良さや意義を学ぶ活動。時代とともに木材を使った生活用品も少なくなり、「幼児期だけでなく全世代を対象にした取り組みとなっています。

幼児期では優しい心の育成や社会性を高めたり、自然に触れる体験をすることで感受性豊かな成長を進めていくことができると思います。

難しく考えないで木に親しもう!

「木育」というと少し肩の力が入ってしまうと思いますが、楽しく「木」に触れて親しむことを考えて幼児期の成長に合わせた取り組みをしていけば良いと思います。

「木育」には3つのプロセスがあります。

「木と触れ合う」
木の良さを感じて体感する。木と触れ合うことで「なぜ?」「なに?」という疑問も生まれて好奇心を伸ばしながら木の素晴らしさや自然の壮大さなどに触れていくことができます。

「木で創作」
木という素材の良さを実感しながら創意工夫で様々なものを創作していきます。創造的な思考、実験的な創作など、楽しみながら創作活動をしていこう!

「木を知る」
木の特性や良さを理解して生活の中に取り入れたり、木材や森林の興味・関心を高めたり、森林を守ったり環境を考えた行動など。

一応上記のような活動を通して「木育」が行われていますが、幼児期では特に難しく考えずに「木」に親しむ環境をつくっていけば良いと思います。楽しく「木」に触れていくことが一番大切な事だと思います。

例えば木の積み木や木製のおもちゃなど、身近で楽しく気に触れることができるアイテムもたくさんあります。年齢が上がれば木をはじめとした環境や自然に対しても自然と興味も湧いてくると思います。

「木育」イベントなどに参加してみよう!

全国で「木育」に関するイベントや取り組みが実施されていますので興味がある過程では親子で一緒に参加してみるのも良い取り組みだと思います。

いくつか下記に紹介しますので参考にしてください。

木育ラボ
「木育」に関する様々な情報やイベントの情報など。「木育」の事を知りたいならぜひチェックしておきたいサイトです。

木育広場-無印良品-
無印良品では東京おもちゃ美術館の監修で「木育広場」をこども売場のある店舗を中心に設置しています。

東京おもちゃ美術館
NPO法人日本グッド・トイ委員会が運営している「木」に包まれて楽しむ体験ができるミュージアム。

上記以外にも自治体ごとに「木育」に積極的に取り組んでいたり、身近な施設でも「木」に触れて楽しむことができるイベントなどがあると思います。

「木」は生活の中でとても大切な素材であり自然を身近に感じることができるぬくもりのあるものです。幼児期の今だからこそ親子でその家庭なりの「木育」を進めてみてはいかがでしょうか!

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