トイレトレーニングの進め方
<トイレトレーニングの進め方>
子供の成長に合わせてトイレトレーニング。
誰でもいつかは一人でトイレができるようにならなければいけませんが、なかなか思うようにトイレトレーニングが進まなかったり、結局いつからはじめていいのか分からない、どういった方法でやっていけばいいのかなどの疑問や不安直面することもあると思います。
そこで「トイレトレーニング」について少し考えてみましょう。
いつからはじめればいいのか?
まず「トイレトレーニング」をいつからはじめればいいのかということ。実は多くの方が始めるタイミングに悩んでいると思います。
概ね2歳~2歳半が一般的な時期だと思いますが、子供によって成長スピードが違いますので、結論から言えば子供の成長速度に合わせて始めていくべきだと思います。
・歩いてトイレまで一人で行くことができる
・おしっこの感覚が2時間程度空く
・しっかりとした姿勢で座ることができる
・自分の気持ちを簡単な言葉で伝えることができる
例えば上記のようなことができるようになればトイレトレーニングをはじめても良い時期だと思います。
子供の成長や意欲、あとは親もじっくりとトレーニングに付き合ってあげることができる環境も大切な要素となってくるでしょう。
トイレトレーニングのステップ
それではトイレトレーニングの進め方を考えてみましょう。
以下ではシンプルに4つのステップで進めてみます。
STEP.1 まずはトイレに興味・関心を持たせる
まず最初はトイレに関心や興味を持ってもらい事が大切。
トイレはどのような場所か、どのように使うのかなど、通信教育でも興味を持たせる仕掛けがたくさんありますし、絵本や普段の会話などからトイレ自体をしっかりと認識させてあげること。
STEP.2 声がけをして実際にトイレでやってみよう
初めから自らトイレにいけるわけではありません。
寝る前、お風呂の前、遊んだ後などに「トイレにいってみよう!」などの声がけをして実際にトイレに入ってみましょう。
もちろん失敗したり緊張して出なかったりタイミングが合わないことも当然あります。決して叱ったり焦らせたりしないようにしてください。トイレに好きなキャラクターを置いてみたりするのも効果的だと思います。
STEP.3 パンツに切り替えていく
排泄が成功する機会が多くなったらパンツ(トレーニングパンツ)に切り替えてみましょう。
トイレに慣れてきたら自分から「おしっこ」と言えるような環境をつくっていくこと。はじめのうちは昼間はトレーニングパンツ、夜はオムツでも全然問題ないと思います。
STEP.4 ウンチや外出先でも挑戦
少しずつトイレまでおしっこを我慢できるようになってくるので、例えば家の外で外出時にトイレにいってみたり、公園で遊んでいるときでも公園のトイレにいってみましょう。
また、うんちもトイレでできるようにしっかり踏ん張る踏み台などを使ったり、身体を支えたりしてあげましょう。
基本的にスムーズにすべてがいくことはありません。
失敗は必ずあります。
失敗や上手に出来なかったことは成長のために必要な事なので、決して叱ることなく上手に出来たときはしっかりと褒めるスタンスで気長に取り組んでみましょう。