体いっぱい元気に遊ぶということ
<体いっぱい元気に遊ぶということ>
年齢関係なく体を動かすこと、運動、スポーツなどは心身の健康にとても大切な事です。
年を重ねれば健康のためにジョギングやウォーキングをする人も増えますね。体のバランスが日常生活へ影響したリ、体調・健康維持の大切さは多くの人が認知していることだと思います。
同じように幼児期の子供でも体を動かすことはとっても大切な事です。
通信教育でも「身体づくり」や「運動」をカリキュラムの中に組み込んでいる教材もあり、幼児教育を進めるなかでいわゆる「あたま」の面だけでなく身体面もバランスよく育成していくようにしよう。
成長に応じた運動
成長に応じてできること・できないことがあります。
無理に何かをやらせるのではなく、子供が遊びをとおして運動機能をバランスよく成長していけるようにしていきましょう。
子供の成長では「ゴールデンエイジ」という考え方があります。
○プレゴールデンエイジ
3歳頃~8歳頃。
急速に神経回路が発達する時期で、運動機能の基礎がつくられる時期です。多様な遊びや運動を通して運動機能・基礎動作などを培っていきます。
○ゴールデンエイジ
9歳頃~12歳頃。
神経系がほぼ発達して自分の思い通りに動作ができたり、短期間で修得ができるようになる時期。技術や巧みさなども大きく成長します。
「ゴールデンエイジ」の前段階である幼児期の「プレゴールデンエイジ」。
様々な運動を経験しているからこそ「ゴールデンエイジ」になった時にスムーズに技術や動作を習得できるようになると考えられており、幼児期の「プレゴールデンエイジ」のときに多種多様な動きを体験させてあげることはその後の運動能力などの発達、技術の上達などに大きく影響をします。
運動は知力にも影響がある?
教育関係者へのアンケート調査で、幼児期の運動が知力の発達への影響があると答えた人が81.9%いたという調査結果があります。
幼稚園・保育園関係者でも対人的知力の成長が期待できると答えた割合が72.1%です。
⇒「運動」は「知力」の発達に影響あり、教育関係者の8割-リセマム-
教育関係者による意見で、運動をすることによる知力への影響をポジティブに考えている調査結果です。
体を動かして遊ぶことで、運動機能の向上だけでなく子供は様々な事を学習していきます。友達とのかかわり方や思いやり、目的意識や好奇心、新しい発見や創造力など。
幼児期に体を動かして多様な運動を積極的にさせてあげることで、将来的に伸びていくための基礎を作っていきましょう。