保護者のサポートはどの程度?
<保護者のサポートはどの程度?>
通信教育でも、他の幼児教育でも、保護者のサポートはどの程度必要なのでしょうか?。
なるべくは一緒に取り組んでいきたい方、できるだけ早く子供一人でもできるようにしたい方、家庭により考え方や方針は色々あると思いますが、基本的に幼児教育には保護者のサポートが必要です。
親と一緒に通信教育で学んだり遊んだりする時間の中でしかできない成長もありますし、親子のコミュニケーションや信頼感・安心感を感じることで自己肯定感や意欲・好奇心なども土台をつくっていくことができます。
ではどこまで親がサポートしてどこから子どもだけでやらせたほうがいいのでしょうか?。通信教育を例にとって考えてみたいと思います。
親子で取り組むことが前提だが・・・
幼児向けの通信教育は基本的には親がかかわっていくことを前提に制作されている教材がほとんどです。子供と話しながら進めることで子供の意欲も高り、分からないところは親が教えてあげたり説明をすることでスムーズな学習ができます。
特に年齢が低ければ親主導で取り組んでいくことも求められますし、親が通信教育に関わらないで進めていくことはできないと思います。丸つけやアドバイスなどをしてあげることも必要な事です。
しかし、なんでも親がそばで付き添って一緒に学んでいかなければいけないというものではありません。結局親がいなければ何もできなるなってしまったり、いつも一緒だと親に甘えたりすることもあります。
そこで、「子供が一人でもできるなぁ~」と感じたり、「一人でやる!」「見ていなくてもいいよ!」という言葉が出てきたら、そっと見守っていくようにしましょう。
「ココは一人でできるかな?」「一人でやってみようか?」と声がけをすることも良いことだと思います。集中してやっているときは敢えて声をかけない、真剣に考えているときはむやみに親の考えを言わないなども取り組みも素晴らしいと思います。
通信教育は段階的にステップアップすることで徐々に多様な力を伸ばしていくことができる種類の教材。誰でも最初からできるわけではありません。教材で学ぶうちに一人でもできるようになってくるのです。
子供の自主性や意欲を伸ばしていくためにも、一人でできることはなるべくやらせる方針でいいと思います。
これは放っておけばいいということではありません。
あくまでそっと見守るのです。
無関心になるのではなく子供が頑張っている姿を応援して分からないことはサポートしていく、いつでも気にかけていることを子供が感じてくれるぐらいにサポートをしていくようにしましょう。
サポートはあくまでサポート
幼児教育の主役は子どもです。
それを親がサポートをすることでより良い教育を進めていきます。
子供が分からないこと、できないこと、迷ったことなどをサポートしていくのが親の役目だというスタンスでいると、必然的に子供ができることが分かってきます。
親が先回りしてやってあげたり、子供の意思に関係なく進めていくとなかなか自立はできません。
サポートとしての立場に立つことで子供の成長を楽しみながら一人でできることを増やしていきましょう。
どこまで親がサポートをすればいいかという線引きは正直難しいものです。子供の成長をみながら楽しく通信教育で学ぶことで子供の意欲や力を伸ばすことで、明確な線をひかなくても場面場面で対応ができるようになると思います。