効果をすぐに期待しないようにしよう!
<効果をすぐに期待しないようにしよう!>
習い事や教育は期待する効果や「こうなってほしい」という目的・目標があるからやっていると思います。
通信教育の場合も教材に求めているものや期待する効果があると思いますが、受講てすぐに効果が表れるわけではありません。
目に見えてやる気が出たり、物事に対してチャレンジできるようになることはあると思いますが、知能や知的好奇心などは徐々に身についていくものですので効果が表れるのには時間がかかります。
比較的早期に効果が表れること
○やる気や意欲などの気持ち面
教材が楽しくて、勉強が面白くて、やる気が出たり自発的に教材をやったりというような気持ちの部分は比較的すぐに効果が出やすいでしょう。
特に教材を始めてからすぐは、自分から「勉強したい」と言ったり、時間があれば教材を読んでいたり触れていたりと、意欲的に通信教育を楽しむことができます。
ただ、気持ちの部分は継続していくことが大切ですので、その後の通信教育とのかかわり方次第ではすぐにやる気もなくなってしまいますので、親子で楽しみながらやっていけるようにしましょう。
○運筆などの技術面
技術面も比較的効果が表れやすいと思います。
目に見えて分かりますし、子供の気持ち次第で練習をすればどんどん身についていくものです。前向きに取り組むことで上達していき、「できた」「できるようになった」と子供自身も実感していくことができます。
効果がなかなか出にくい事
○学力・知能
個人差はありますが、目に見えにくいので実際に効果があるかが分かりにくい側面もあります。
1日・1週間勉強したからといって飛躍的に学力や知能が伸びるわけではありませんので、長い目で見て様々な力を積み重ねていくことが大切な事です。
○知的好奇心・探求心など
学びの本質でもある好奇心や探求心などもなかなか効果が分かりにくいと思います。
通信教育は知的好奇心・探求心などを育てていくことを重点に考えコンセプトにしている教材もありますが、やはりすぐに効果が出るわけではありません。
親はどうしても効果を期待してしまうものです。
徐々にいろいろなことができるようになる子供の成長を楽しみながら、長い目で見ていくもの、長期的なスパンで考えていくものは、焦らずに子供に接していくことが大切な事だと思います。