勉強だけに集中しない子育て

<勉強だけに集中しない子育て>

幼児教育を進めていくと、いわゆる”お勉強”の面に集中して考えてしまいがちです。

ひらがな・すうじなどに代表される学習面や、小学校受験に向けたお勉強など、それぞれの家庭での取り組み方があると思いますし、学習面やお勉強を伸ばすことは決して悪いことではありません。

しかし、お勉強や学習面だけに集中した子育てや幼児教育は必ずしも子供の成長やその後の伸びを考えたときに良いとはいえません。

勉強だけに集中するのではなく各領域をバランスよく伸ばすことがとても大切。子供が伸びていくために、どういった方針で幼児教育・子育てをしていけば良いか、いくつかのポイントを考えてみましょう。

子供が伸びるための3つのポイント

子供が伸びるためのポイント

勉強だけに集中しないで幅広い領域を伸ばしていくためのポイント。

○生活習慣を大切にしていこう
基本的な生活習慣を大切にすることは、身体面・心理面などに大きな影響を与えていくものです。生活習慣は親がしっかりと子供に教えていくべきことですし、その後の子供の成長に大きな影響を与えていくことでしょう。一人でできることを増やしていくだけでなく、自発的・自主的な行動、その意味や大切さなどを理解することも含めて生活習慣を教えていきましょう。

○たくさん遊ぶ
幼児期は遊びからとっても多くの事を学んでいきます。想像・創造・工夫・発想・手指の巧緻性・・・、お友達と一緒に遊べばルールやコミュニケーション力・社会性・思いやりなど、多様な力を引き出して伸ばしていくことができるでしょう。そして何よりも遊ぶことはとても楽しいこと。楽しく遊ぶことで興味・関心をもちながら自然に力を伸ばしていくことができます。幼児教育は基本的に楽しく進めていくことが望ましいでしょう。

○様々な体験をする
実際に体験・経験したことは子どもにとって大きな財産になります。初めての出会いにあふれている幼児期は先入観なく実際に体験することで覚えていきます。お湯は熱い、転ぶと痛い、多くの事を経験するからこそ視野も広がります。楽しい体験、嬉しい体験、面白い体験などの良い体験だけでなく、悪いことをしたりいうことを聞かなかったりというような負の面もすべてが子供にとって大きな財産となることでしょう。

多様な考え方がありますし子供・家庭により環境も様々。その家庭に応じた取り組み方で勉強面に固執することなく、小学校以降将来的に伸びる力を礎をつくっていくのが幼児教育や正攻法の子育てだと思います。

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