子供のペースに合わせよう！

＜子供のペースに合わせよう！＞

子供のペースと親のペースには違いがあります。

例えば一緒に散歩をしていてもペースが合わないように、幼児教育においても同じようにペースの違いがあります。

親は「できるだろう」と思っていることでも、子供にとってはとても大きな壁だったり、迂回しながらでないと進めないことがあるのです。

幼児教育では子供のペースに合わせて親はそっと見守りながら一緒に歩んでいくスタンスが好ましいと思います。

子供に合わせる教育

子供が楽しく学んでいけるように、子供のペースに合わせた取り組み方を考えてみましょう。

○焦らせない
問題が分からなくても焦らせてはいけません。子供なりに自分で考えていたり、親がヒントを与えて学習の幅を広げてあげましょう。大人でも焦らせるとちゃんと考えれません。子供ならなおさらです。自分のペースで取り組めるように親が子供を焦らせてしまうことがないようにしましょう。

○長期的な視野で考える
幼児教育をしていると、ついつい勉強したことの成果や目の前の正解に目がいきがちです。しかし幼児期は学びの基礎をつくる段階。大袈裟にかもしれませんが、将来的に伸びる力を育成できれば目の前の成果は関係ありません。小学校・中学校・高校・大学・社会人、長期的に教育を考えて取り組んでいこう！

○やりたくないときは、やらなくていい
気分が乗らなければ子供は「やりたくない！」と言います。集中力が続く時間も限られますし、子供のやる気がないのに教材を進めてもあまり効果的とはならないでしょう。もちろん声掛けややる気を引き出していくことも大切ですが、どうしてもやりたくないときは無理にやらせる必要はありません。子供が「やりたい！」と思った時に思いっきり取り組ませてあげましょう。

○ゆっくりでも成長を実感
周りの子供をみているとたくさんのことができるような感じがしてきます。しかし、それを自分の子供に当てはめようとしても気持ちばかり先走ってしまい、子供のペースで取り組むことができなくなってしまいます。周りばかり見ていないで自分の子供の事をちゃんと見ていればゆっくりでも成長を感じることができるはずです。子供の成長を楽しみながら歩んでいきましょう。

子供には子供のペースがあります。
もちろんある程度親が誘導したりひっぱて上げることも必要でしょう。

それが子供への負担となってしまわないように、楽しく共に成長していきましょう。