幼児期の学びQ&A
<幼児期の学びQ&A>
実際に幼児教育や通信教育をはじめてみたら、思っているよりもスムーズに学びが進まないといった経験がある保護者も多いのではないでしょうか。
親の考えていることと子供の成長には違いがあったり、良かれと思ってやってあげたことも実は子供には大きな負担になっていることもあるでしょう。
そこで、幼児期のの学びに関する疑問や悩みについて考えていきたいと思います。
子供の成長や将来を願ってより良い学びを実践していくためにも、ひとつの参考として子供の学び方を考えていきましょう。
よくある学びの疑問や悩みなど
それではいくつか幼児期の学びに関する悩みや疑問などを考えていきたいと思います。
ひらがなを覚えようとしてくれない
焦らずゆとりをもって教えていこう
子供は興味のあることを優先していきます。なかなかひらがなに興味を持つことができなければ、好きなことでひらがなを学んでみたり、好きなキャラクターからのお手紙形式でひらがな学習をしてみたりして見るのもいいと思います。最終的にひらがなは小学校入学後に学習をするので、長い目で見て回りができているからと言って焦らずに子供の成長や意欲に合わせた取り組みをしてみましょう。
落ち着いて読み聞かせができない
落ち着ける環境づくりからはじめてみましょう
まずは親子で落ち着いて絵本を読む環境をつくることが大切。ガヤガヤしている場所や環境だと子供も落ち着いて絵本を読むことができません。また、毎日寝る前に絵本を読む習慣をつくるのもいいと思います。決まった時間に絵本を読む環境をつくることで生活のリズムの中に絵本の読み聞かせを組み込んでいくことができます。
集中力がない
心配をしすぎないで長期的な視点で考えよう
「集中力がない」「一つの事を長く続けられない」というのはよく聞きますが、それほど心配するべきことではないと思います。幼児期は逆にそれが普通の事であるぐらいに考えてもいいのではないでしょうか。年齢が上がればある程度集中力はつきますし、特に好きな事や楽しいことへの集中力は大したものです。長い目で考えていくと気持ちも楽になって子供にやさしく接していくことができるようになります。
お勉強ができない
できないことのほうがトレーニングになる
幼児教育・通信教育をはじめてもなかなか思い通りにできなかったり理解ができないということは実はよくあることです。月齢による成長差もありますし個人差・環境差もあるでしょう。「できない」ことを成長の芽と捉えていくことが大切な事。子供自身が脳を働かせて成長しようとする過程を大切にしていきましょう。
いくつか幼児教育の悩みや疑問などを紹介しました。
上記は個人的な見解ですので参考程度にしてほしいのですが、子育てや幼児教育の参考となれば幸いです。
なによりもそれぞれの環境に応じた成長ができるように、目先の成果や結果だけにとらわれない将来を見据えた学びをしていくようにしてください。