投げ出す前に声掛けをしよう!

<投げ出す前に声掛けをしよう!>

幼児教育だけでなく日常の生活のなかでも、すぐにあきらめてしまったり、「もう、イヤダ!」といって投げ出してしまうことがあります。

それはある程度自然なことで、幼児期はもちろん集中力が長時間続くわけではありませんし、「つまらない」「できない」「わからない」といったことで興味がなくなってしまうことも多々あります。

将来なんでも投げ出してしまわないかなぁ・・・、やる前にあきらめてしまう子供に育ってしまうかも・・・、なんて不安がよぎることもあると思いますが、子供の意欲を伸ばしてあげるためにできることをやっていきましょう。

そのひとつが「声がけ」です。
ちょっと親が声をかけてあげるだけでやる気になったり、少しのヒントでできるようになったり、その声をかけるか書けないかで結果は変わってくることがあります。

声をかけることは大切な事

子育て

たかが「声がけ」と思ってはいけません。

子供にとっては親が声をかけてくれることで楽しく取り組むことができたり、やる気を出してもう一度チャレンジしてみようという気持ちになれるのです。

すぐに投げ出してしまう場合、
「もうちょっと頑張ってみようか」
「一緒にやってみよう」
「ここまでできているから、もうちょっとだね」

というように子供の気持ちが前向きになるような声掛けをしてみましょう。

ここで注意しなくてはいけないのがこのもの気持ちを否定したり、頭ごなしに声がけをしてしまうこと。

これをやってしまうと逆効果となり子供によっては恐怖心さえ芽生えてしまいます。

子供の行動や考えを尊重しつつ、やる気や意欲を引き出していくような声掛けを心掛けてみましょう。

考えさせたり選択肢を与えてみる

効果的な「声がけ」として、子供自身に決めさせるという方法もあります。

「○○をしよう」「○○ができたらいいね」といったところで、子供は動きませんしやる気も起きません。

例えば片づけをしない場合、
「お片付けをしよう」
と言ってみてもやる気はなかなか起きないものです。

「どっちが早いか勝負だ!」
というようにゲーム感覚で楽しくお片付けをしたり、
「○○と△△、どっちから片付ける?」
みたいに自分で決めたと思うような声掛けも効果的。

そしてとても大切な言葉「ありがとう」や「嬉しい」というような言葉をかけることで、認めてもらっている感覚と自己肯定感を伸ばしていくことにつながります。

「声がけ」ひとつで子供の成長は変わります。
日々の生活から一貫性をもって子供のプラスになる「声がけ」をして、辛抱強く頑張る子、あきらめないでチャレンジする子供に育てていきましょう。

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