最大の努力賞は親に褒められること!
<最大の努力賞は親に褒められること!>
添削課題がある通信教育は「努力賞」と呼ばれるシステムがあります。
「努力賞」はポイントなどを貯めて好きなプレゼントをもらえるシステムで、学びの動機づけや通信教育の継続した取り組みに役立つものです。
通信教育にはこういったシステムがあるものとないものがありますが、「努力賞」はあくまでも副次的に考えておいたほうが良いと思います。「努力賞」メインに考えてしまうとそれ自体が大きな目的になってしまいますので、子供だけでなく親の教材に対する姿勢が変わってきてしまいます。
そして何よりも、幼児期の子供にとっての一番の努力賞は、
親に褒められること、認めてもらえること
ではないでしょうか。
例えば、ほしい玩具やプレゼントがあるから頑張ってみてもそれは一過性のものにすぎません。手に入れてしまえばまた次に向かう意欲も起きないかもしれません。
しかし、親から褒められたこと、認めてもらえる感覚というのは一生モノです。「努力賞」で手に入れたモノよりもはるかに大きなものを得ていると思います。
もちろん「努力賞」が良くないわけではありません。
こういったシステムを上手に活用していくことが大切なのです。
なんでも褒めれば良いのではない?
なんでも褒めていては子供も何に対して褒められているのか分からなくなります。
しっかりと良い褒め方をしていくことが大切です。
良い褒め方とは、子供の頑張りや努力を褒めること!。
例えば、問題が全部正解できたとしましょう。
1、全部正解だったね。これからも全部正解できるといいね。
2、全部正解だったね。○○ならできると思っていたよ。
3、全部正解だったね。○○が頑張ってやったからだね。。
上記の3つの褒め方をみてどれが一番良いと思いますか?
どれも褒めてはいますが、1は成果に期待した褒め方、2は才能自体を褒めていると思います。もちろん時にはこういった褒め方も効果的なこともあると思いますが、1や2のような褒め方ばかりだと成長・気持ちを健全に伸ばしていけるか疑問です。
3は努力した結果を褒めているので、目標に向かってチャレンジしていく気持ちを自然と植えつけていくことができると思います。
上記はあくまで一例です。
その過程に合わせた褒め方で子供の成長を後押ししていきましょう。