自発的な行動・学びを促してみよう!
<自発的な行動・学びを促してみよう!>
子供が自発的な行動をして自主性のある学びをしてほしいと願う思いがあるのではないでしょうか。我が子には指示を待っているよりも、自分で道を切り開き自発的に行動ができるような大人になってほしいものです。
自ら課題を見つけて自ら解決していく力を養う基礎は幼児期に自発的な行動を促してあげることで身につくのではないでしょうか。
なんでも親がやってあげるのではなく、自分でできることは子供にやらせ、考えさせ、意見を尊重し、自分で解決できるように子供の成長を後押ししてあげることが大切です。
学習においても自発学習・自立学習は学力に直結します。
幼児期は楽しく学ぶことが基本ですが、小学校以降も学ぶことに楽しさ・面白さを見出しながら進んでいくことができるように、自発的な学びは子供を大きく成長させます。
自発的な行動ができるようにするには?
幼児期は日々成長し、新しい刺激や体験を通して子供は経験という宝物を手にします。
この経験は成長には欠かせない要素で、できることを増やし、知識を増やし、経験を通して自分で考えて行動ができるようになります。「経験」を重要なキーワードにしていくつかの自発的な行動ができるような子育て法を紹介してみたいと思います。
○たくさんの経験をさせよう!
経験は子供の成長に欠かせません。
例えば、歯磨きをする、おもちゃで遊ぶといった日常生活も経験のひとつです。積み重ねていくことでできなかったことができるようになり、次は自分で考えて行動ができるようになります。
休みの日に公園に出かけて草花や季節を感じたり、スポーツ活動や習い事をはじめたり、水族化や動物園に出かけたり、友達と一緒に遊んだり、どんなことも積極的に体験させていきましょう。
○失敗を責めず、あとから手助け!
何度も子供は失敗をします。失敗をして当然なのです。
失敗を責めてしまうと子供は委縮してしまいチャレンジすることを恐れてしまいます。できることだけをやって親に褒められようと考えるかもしれません。
出来ない体験・失敗も経験なのです。
また、手助けをしすぎないでできるだけあとから手助けをすると良いと思います。何かやろうとしたときに最初から手を出して道を作ってしまうよりも、まずは子供の考えで行動をさせて、できない部分はあとから手助けをしていきましょう。
○出来たことをしっかりほめてあげましょう
子供が頑張って達成したこと、今までできなかったことができた時はちゃんと褒めてあげましょう。「もうこの年齢なんだからできて当たり前」ではなく、子供を評価してあげることで自主性は伸びます。
○子供の意見を尊重したアドバイス
自分で考えたことを否定されると自主性はなかなか伸びてきません。たまに突拍子もないことも言うと思いますが、子供の意見は尊重してアドバイスをしていきましょう。アドバイスもできるだけ子供が考えていけるような言い方が良いと思います。教えることが教育ではなく、教えたことを子供自身が考えることが教育ではないでしょうか。
今回は「経験」をメインに自主性を伸ばす方法を考えてみました。
もちろん上記以外にも子供の自主性を伸ばしていく方法があると思います。その家庭や環境によって取り組み方は様々だと思いますので、子供の自主性を伸ばすにはどのような子育てが良いかを一度考えてみましょう。