身の回りの素材で創造しよう!
<身の回りの素材で創造しよう!>
例えば新聞紙を丸めて剣・刀のようにして遊んだり、牛乳パックを利用して船をつくってお風呂で浮かべてみたり、身の回りのいらなくなったものを使って様々なものを創作することができます。
実はこれはとっても大切な事。
モノを大切にすること、リサイクル精神、そして何よりも自分の力で色々な事を創造していく力を身につけていくことができます。
自分で考えて自分の手で頑張って作ったものは大切にとっておきたくなりますし、失敗ややり直しなども子供にとってはとても大きな経験になります。
手指の巧緻性を鍛えてくこともできますし、親子で一緒にワイワイ楽しく身近な素材を使って色々なものをつくってみましょう。
完成品や既製品にない楽しさ
モノにあふれている時代なので、お金を払えばしっかりしたものをいくらでも購入することができます。だからこそ完成を想像して自分の力で創造していく楽しさを再発見していくことが求められていると思います。
幼児期は多くの体験・経験をすることで意欲・関心・興味などを伸ばしていく大切な時期。だからこそ「できる」ことをやらせるのではなく、あえて「難しい」ことにチャレンジさせていくことも良い刺激。
そういった体験に最適なのが身近な素材を使った工作やモノづくり。自分の手で道具を使って作り上げたものは子供にとって素晴らしい経験と作品を残してくれることでしょう。
工作キットのように説明書通りに作り上げていくのもいいですが、親子で一緒に考えて、親がお手本を見せてあげて、子供の発想力を大切にしたモノづくりが様々な効果を生み出していくことでしょう。「この素材をココに使って、あの素材はコッチに使おう」と考えながら夢中になって何かを作り上げていく過程には幼児期だからこそ伸ばしたい要素が詰まっています。
そして身近な素材を使って何かをしようとすると必ず「できないこと」「難しいこと」に出会います。困難を超える力や乗り越えた時の達成感などを味わうことはもちろんですが、どうしてできないのかを考えたり、人の手を借りて創造していくことで社会性も伸びていくと思います。
お金を掛けなくても子供に良い教育環境はいくらでも作ることができます。新聞紙・牛乳パック・空き箱・飽き缶・タオル・・・、不要なものを使って親子で一緒に楽しい幼児教育を進めてみましょう。