幼児通信教育に添削は必要か?

<幼児通信教育に添削は必要か?>

一般的な通信教育の大きな特徴に「添削」システムがあります。

小学生以降の教材では添削が重要なポイントでもあり、添削システムの質や教材ごとの特徴などがあり、各通信教育側も非常に力を入れている分野です。

では、幼児向けの通信教育教材に「添削」システムは必要なのでしょうか?

添削は継続した学習へつながる

そもそも幼児向け通信教育の添削は問題の正否に重きを置いていません。
「学ぶことの楽しさ」「発想力・表現力」などを重要に考えています。

そして提出した課題のお返事で子供のやる気をバックアップしてくれます。

例えば『ぷちドラゼミ』は添削テストと一緒にドラえもんからお手紙が届きます。『Z会幼児コース』でも担任指導者制で専属の指導者が「おへんじシート」に心を込めたお返事で子供のやる気を応援してくれます。

こういったやり取りを通して子供の継続した教材への取り組み以外にも、感受性や意欲を伸ばしていくことができるのが特徴です。

学習のサイクルができる

教材を終えて提出課題を出すという学習サイクルを作ることができます。

添削の課題を提出すれば1ヶ月分の教材を終えたという気持ちになって、達成感・満足感を持てるようになるでしょう。

また、「毎月○○日に課題をやろうね」というように決め事を作ることで大まかに計画を立てて勉強に取り組むこともできますね。

特に年長さんになれば小学校へ入学したときに学習の習慣は大切になってきますので、幼児のうちに漠然とでも学習の習慣が自然と身についていれば役立つと思います。

家族以外とのやり取り

上記にも書きましたが、キャラクターや家族以外の方とのやり取りを通じて子供のやる気を後押ししてくれます。

文字が読めるようになれば自分でお手紙を読んむこともできますし、読めなくても親が代読してあげることで、お手紙やコメントを通じた交流を持つことができます。

無理に提出することはないでしょう

例えば教材が溜まってしまったり、子供のやる気がおきなくて教材に取り組むことができなかったり、提出課題をやる時間がなかったりする場合、無理に提出課題を提出する必要なないと思います。

やはり基本的には毎月提出課題までやり終えることが望まれますが、あまり無理をし過ぎても良くありません。

計画を立てて「ちゃんとやろうね」「提出課題は毎月出そう」などの決め事として取り組んでみて、そして親も一緒に教材に関わっていくことで提出課題に毎月チャレンジできるようにしていきましょう。


「添削」システムに関してはあくまで付属のシステムとして考えて良いと思います。

実際には本教材が主になりますのでまずは本教材からチャレンジしていくことが大切なことです。

「添削」システムは子供の学習意欲を引き出し、そっと子供を後押ししてくれる存在です。
必要か不必要か、教材選びの際にじっくりと検討してみてください。

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