通信教育は毎日取り組まなくても良い!
<通信教育は毎日取り組まなくても良い!>
通信教育を始めると最初のうちは親も子供も興味・意欲があり積極的に教材をやっていても、時間の経過とともになかなか毎日できないといったことがあります。
どの通信教育も基本的には子供はもちろん親に対しても意欲を継続させるような内容・教材等を提供していますが、そこは人間・・・やはり気持ちの波はあります。
遠くに子供が教材が好きで自ら取り組む場合は良いですが、何となく子供も手を付けず親も忙しかったり教える気持ちになれずに教材を放置してしまうこともあります。
では、通信教育は毎日取り組むべきものなのでしょうか?
そんなことありません。
例えば『Z会幼児コース(年中)』を例にとって考えてみましょう。
まず『Z会』はワーク教材と体験教材で構成されています。
ワーク教材の「かんがえるちからワーク(年中)」は全30回、1回あたり5分~10分程度の学習になっています。
体験教材の「ぺあぜっと」は全8回、1回あたり10分~1時間程度の時間設定になっています。
『Z会』が推奨する学習方法は、平日⇒ワーク教材、休日⇒体験教材。
特に体験教材は時間的なゆとりを持って取り組んだほうが効果的だと思いますので休日を推奨しています。
そこで注目したいのはワーク教材です。
平日中心で取り組んだとして全30回。
毎日取り組まないと終わりそうもありませんが、実はそんなことはなく1回あたり5分~10分程度ですので、例えば全部10分かかったとしても全部で5時間(300分)です。
子供によって多少の前後はあると思いますが、1ヶ月のうち5時間と考えればそれほど多い学習量でないことが分かります。
子供のやる気・意欲があるときに、さっ~と数回分やってしまうのは自然のことで、逆に毎日無理に取り組ませるよりも有意義な学習ができると思います。
体験教材の「ぺあぜっと」は休日遊びのような感覚で取り組んでいけば良いので、無理なく取り組んでいくことが前提です。
決して毎日取り組ませる必要はなく、通信教育は環境が整った時にやっていけば良いのです。
子供のやる気がないときは親が後押ししてあげ気持ちを盛り上げたり、子供が「やりたい!」と言い出した時には必ず意思を尊重して学べる環境を作っておけば、通信教育は決して毎日取り組むべき教材ではありません。
そもそも幼児期に通信教育中心の生活になるのは望ましいとは思いません。多様性のある生活の中で学びのひとつとして通信教育を活用していくことが望ましいのではないでしょうか。
あまり力を入れすぎず、肩の力を抜いて通信教育を始めてみてはいかがでしょうか。