「まだ知らなくても良い」をなくそう!
<「まだ知らなくても良い」をなくそう!>
まだ知らなくても良い、今は分からなくても良い、というような言葉は簡単な言葉ですが、子供の「知りたい!」という気持ちを伸ばしていくことができない可能性があります。
子供は「知りたい!」「なんでだろう?」という気持ちをもって親に質問をしてきます。
その気持ちは子供の大きく成長させる原動力になり、知ること・わかることの喜びを知ることで意欲的で前向きな学びへとつながっていくものだと思います。
もちろん中には質問の答えが難しいものや、なかなか教えづらいこともあると思いますが、できるだけ子供に説明をして子供の「知りたい!」「なんでだろう?」という気持ちを大切にしていきましょう!
知識としてではなく好奇心を大切に!
実は知識の多くはそれほど知らなくても生きていけます。
大人になっても知識がないから苦労することもあると思いますが、必要に応じて学んでいけば良いだけですし、知識といわれるものの大半は生活を脅かすようなものではないのです。
もちろん知識が増えれば世界が広がり選択肢も増えるので大切なものではありますが、幼児期においては知識を優先するのではなく、好奇心や楽しさを大切に考えていったほうがその後の成長に良い影響を与えるのではないでしょうか。
幼児期であっても本人が重要だと感じたこと以外は覚えていないこともありますので、同じことを何度も聞いてくる子供にも、「この前教えたでしょ!」「何度も言ってるじゃない!」というように吐き捨ててしまうのではなく、毎回しっかりと説明をしていきましょう。
勉強においても同じことが言えると思います。
目の前の成果を重視するのではなく、取り組み方や自発的な学びなどを通して『学ぶことの楽しさや面白さ』を大切にしていくほうが良いと思います。
言い換えれば、問題の正否より好奇心を伸ばしていくことのほうが大切です。
知識は積み重ねていくことができますが、好奇心は積み重ねていくことができません。各家庭で幼児期だからこそ大切に伸ばしていきたい力を一度考えてみてはいかがでしょうか?。