幼児向けタブレット教材を進めない理由
<幼児向けタブレット教材を進めない理由>
現在小学生以上の通信教育はタブレット端末やスマホ等を利用した形態に徐々に変わりつつあります。
もちろん一貫してテキスト型の教材を制作し続ける教材もありますので、利用者の選択肢も増え学びの多角化につながっています。どちらの教材でもメリットや特徴があり、それを生かした学びができれば十分に実力を伸ばしていくことができるでしょう。
では幼児向けのタブレット教材はどうでしょうか?
当サイトではタブレット型の教材をあまりおすすめしておりません。現代会で通信教育各教材もタブレット端末を利用した教材はほとんどありません。
幼児にタブレット教材を与えることについては各方面から様々な意見があります。「数十分であれば許容範囲内」「全く利用しないほうが良い」など、専門家によって意見も分かれています。タブレット端末や電子機器の幼児への影響は専門家にお任せしますので、当サイトではタブレット教材で学ぶよりも体験をする素晴らしさを中心に考えてみたいと思います。
体験することは子供の大きな財産になる
自分の体や手を動かして体験した事は直接的に子供の脳に働き大きな財産になるものだと思います。
例えば「秋」をテーマにした単元があったとしましょう。
タブレット教材では映像をみたり世界各地の気候やドングリ・栗など秋の実りなどを調べたりすることができます。ゲームの要素を取り入れて遊びながら秋について学ぶこともできるでしょう。色々な角度から学ぶことができるのがタブレット教材のメリットでもあります。
一方体験教材の場合は、実際に外に出て秋を感じてみたり、ドングリ・栗などを使って捜索してみたり、草花を探してみたり、自分でいろいろなことを体験しながら学んでいきます。テキストにはイラストや写真が掲載されており想像力を膨らましながら秋を知ることができるでしょう。
どちらが良いかはそれぞれのご家庭の判断だと思いますが、個人的には断然体験型で学ぶほうが有意義だと思います。さらに親子で体験することで、子供にとってはかけがえのない大切な時間を過ごすことができるのではないでしょうか。
様々な事を体験し、時には失敗しながら子供は成長していきます。体験の数が多いほど子供の視野は広くなると思います。
タブレット・スマホは小学生以降でも十分!
今の子供はタブレットやスマホが生まれた時から普通にあるデジタルネイティブです。
生活にも密着しており正しい使い方や危険性も教えていく必要がありますが、それは小学校以降でも全く問題ありません。幼児期に教えたところで理解はなかなかできないですし、そもそも一人で使う機会もありません。
タブレットやスマホを与えていれば簡単ですし親は楽です。しかしその時間を他の事に活用するほうがもっと有意義に過ごすことができるのではないでしょうか。一緒に遊んだり、お話をしたり、絵本を読んだり・・・。
タブレットやスマホを与えるなら、絵本や図鑑を与えたほうが良いと思います。
幼児の脳や体への影響などの専門的な事ではなく、子供の発想や思考を伸ばしていくことで考えても、タブレット・スマホは幼児期にはおすすめできません。
画面上ですべて解決してしまうのではなく、様々な事を色々な場所で体験してみましょう!