毎日の学習時間はどの程度??
<毎日の学習時間はどの程度??>
今回は幼児通信教育に取り組む時間について。
通信教育をはじめるにあたりどの程度の時間を学習に充てていくかを考えている家庭も多いでしょう。では、いったいどの程度の時間を通信教育に充てれば良いのでしょうか。
教材側が想定する学習時間目安や学習量目安といったものがありますが、基本的には毎日○○分と決めてしまうよりも、毎日○ページというようにページ数で決めたほうが取り組みやすいと思います。
時間で区切ると単元の途中で終わってしまったり、子供の意欲も時間が来たら無くなってしまうことがあります。また、年齢が低ければ時間感覚もまだ掴めていないので、気分が乗らないときに残り時間が苦痛になることもあるでしょう。
もちろん年長さんになれば時間を決めて取り組んでも良いと思いますので、子供の様子を見ながら時間にするのかページにするのかを一緒に考えてみましょう。
計画通りに進まなくても良い!
幼児期は学習計画を立ててもその通りに進むことのほうが少ないと考えておきましょう。
体調、気分、環境など毎日思い通りに進むことはありません。計画はあくまで計画として捉え、臨機応変な対応をするほうが意欲を維持して楽しく学ぶことができると思います。
無理に計画通りに進めようとすることで子供がやる気を失ったり「やらされている感」で取り組んでもあまり効果的な活用はできません。
逆に気分が乗っている時に多くやっても良いと思います。
意欲があるときは子供は成長します。
せっかくやる気を出して取り組んでいるのを「時間だから」「きょうの分はもう終わったから」といって区切ってしまうよりも、やりたいだけ学習をするほうがはるかに成長の芽を伸ばすことができるでしょう。
夕食前にやってみよう!
学習時間よりページ数のほうが取り組みやすいと上記に書きましたが、学習の時間帯だけは夕食前がおすすめ。
夕食後は子供も親も時間が案外ないものです。
忙しく通信教育をしても気持ちばかり焦ってしまうので、ある程度ゆとりを持てる夕食以前に取り組んでいきましょう。
もちろん夕食後のほうが時間にゆとりがあるご家庭は夕食後に取り組んでも良いと思いますが、お風呂やおかたずけなど就寝時間から逆算してゆとりをもって学習時間帯を決めていきましょう。
まとめ、子供のリズムに合わせる
色々書きましたが、結局のところ子供の生活リズムの中に「学習の時間」「通信教育をやる時間」をスムーズに組み込むことができれば良いのです。
年齢が低ければそれほど関係ありませんが、年中さん、年長さんぐらいになればそれなりの生活リズムが出来上がっています。子供が負担なく楽しく学ベルようにしていきましょう。
そのなかで子供の体調や意欲をみながら臨機応変に対応をしていけば、通信教育はとても素晴らしい効果を子供に与えてくれることでしょう。
楽しく学び、学ぶことが面白いことだということを体験し、考える力、将来伸びていく力を焦らず身につけていきましょう。