幼児期のスマホ・タブレット利用について
<幼児期のスマホ・タブレット利用について>
現代社会はスマホ・タブレットを代表する電子機器や情報端末などにあふれています。スマホやタブレットがあることが日常でデジタルネイティブの今の子供たちにとってもはや利用しないということが難しくなってきました。
しかし、幼児期の子供にはスマートフォン・タブレット端末などの過度な利用による悪影響は各所で言われていることであり、できれば使わせたくないと思っている保護者の方も多いと思います。
今回はスマートフォン・タブレット端末の利用について考えてみたいと思います。
意外と多い?幼児のスマホ利用
MMD研究所とインテルセキュリティの共同調査によると6歳までにスマホに触れている子供の割合は約80%。全体の47%が2歳までにスマホに接触しているという調査結果があります。
また、どの程度スマホに触れているかの調査結果は下記のとおり。
※データは共に「MMD研究所×インテルセキュリティ 出典」
保護者の利用の仕方が重要
幼児期はなるべくスマホ・タブレットを使わせたくないと考えていても、親が子供の目の前でいつもスマホをいじっていれば子供もやってみたくなるものです。子供にだけ制限をしてしまうのは良い方法とはいえませんよね。たとえ制限しても子供は隠れてやってしまうものです。
子供にスマホ・タブレットを利用させたくない場合は、親が子供の前で必要時以外の利用をしないことが最も大切な事です。口で言い聞かせても幼児期はなかなか理解できるものではありません。親の行動をみて子供は育ちますので、親が良い模範となり正しい利用を伝えていくべきなのです。
また、親がスマホをいじってばかりいると子供の話を聞き逃すことがあります。「親に言っても聞いてくれない・・・」と子どもは感じて親子関係に影響が出てしまいます。
スマホをいじっている時間があるのであれば、今しかない子供の幼児期を一緒に楽しみながら愛情をもって接していくようにしましょう。幼児期は本当に今しかありません。子供は気づけばどんどん成長していきます。
また、現代社会においてスマートフォンやタブレット=悪ではありません。正しい利用を教えていくことも大切な事。一緒に調べものをしたり利用するアプリを選択して効果的に活用していくことはいくらでもできることなので、スマホを使いときは親と一緒にやるようにしたり、利用するアプリ等をしっかり親が認識して選別していくようにしましょう。
うるさいときにスマホを与えておけば静かになるからといって無条件で与えていませんか?。
子供とスマホ・タブレットの関係について各家庭で一度考えていくようにしましょう!