子供が伸びないアプローチとは?
<子供が伸びないアプローチとは?>
子供の成長は嬉しく楽しいものです。どの家庭でも試行錯誤しながら子供を成長させていく様々なアプローチをしていると思います。
身近なものでいっしょに遊んだり自分で考えさせたり、コミュニケーション、身体づくり、生活習慣、通信教育や学習教材も一つの方法ですよね。
年齢や成長に合わせて適切なアプローチをすることで、子供の好奇心や興味・関心は伸びていきます。できることがだんだん増えることで自信も身に付き、親の接し方や関わり方で自己肯定感や積極性などの意欲も芽生えます。
その家庭での子供へのアプローチの仕方があると思いますが、今回は子供の伸びを止めてしまうようなアプローチ、なるべくやってほしくはないアプローチ、間違った取り組みなどを考えてみたいと思います。
間違った子育てアプローチ
親が無意識にやってしまっていることもあると思いますので、以下のような取り組みはなるべくやめていくようにしましょう。
○他の子供と比べて負荷をかける
「あの子は○○ができるのに」「もっと△△君みたいにできないの?」など、他の子供と比べるて負荷をかけることはよくありません。他の子供と比べることはたぶん誰でも自然にする行動だと思います。比べてみた時に他の子供を参考にするのは良いのですが、できないからと大きな負担になるような行動をするのは間違っています。その後も自分の子供が他の子供よりできないことばかりに目がいってしまうことになりかねません。
○成長を考えない取り組み
過度に難しいことを強いても子供はやる気を失うだけで何も成長しません。成長発達段階に合っているからこそ子供は伸びていくことができるのです。子供の成長段階を考えて過度な刺激を与えることを避けていきましょう。
○一貫しない方向性や方針
よくあるのが家の内と外では親の態度が大きく変わること。例えば叱り方や善悪の基準など。また、親が人の意見やテレビなどに流されてその都度考え方が変わるのも良いことではありません。もちろん良いと思うことは取り入れればいいのですが一貫性がないと子供は戸惑ってしまいます。
○放置・勝手にできると思っている
子供がその年齢に達すれば勝手に成長をすると考えるのも間違いです。もちろん身体的にも脳も成長はみてとれると思いますが、適度な刺激や親とのかかわりなどは子供の健やかな成長には欠かせません。
○親の都合を優先
子供が「○○をやりたい!」「いっしょに遊ぼう!」といってきたときに、親の都合ばかりを優先してはいけません。もちろん親も忙しいのでどうしても親の都合を優先しなければいけない場面もあると思います。その場合はしっかり子供に説明することで子供は理解する力や我慢を覚えることができます。どうでもいいことや今やらなくてもいいことだったら子供の意欲を優先していきましょう。
○学力・学習面ばかりを伸ばそうとする
幼児期は学力・学習面を中心にするのではなく、身体の成長、心やコミュニケーション能力の成長、基本的な生活習慣の成長などをバランスよく取り組むことが大切です。
上記以外にも様々意見があると思います。
あれもダメこれもダメと感じるかもしれませんが、しっかりと考えていかなければいけないことです。
子供の将来を考えて基本は親子で一緒に楽しく生活していく環境をつくること、無理な負担をかけずに子供の意欲や興味を大切にしていくような環境をつくっていきましょう。