先々の伸びを考えて基本を大切にした学び
<先々の伸びを考えて基本を大切にした学び>
多様な教材スタイル、多様な学習システム、幼児教育の幅が以前より広がっています。
お友達の家庭で何かしらの幼児教育をしていたり、知り合いから幼児教育を進められたり、結局色々な幼児教育法をみているとどれがいいのか分からなくなってしまうことがあります。
そんな時に考えたいのは「あと伸び力」であり「先々の伸び」です。
これから続く学びのファーストステップとして今の学力や目先の成果を重視する教育よりも、小学校以降に伸びていく力の土台をつくることが幼児教育の役目だと思います。
その為幼児期にはいわゆる「勉強」はそれほど必要ではなく、好奇心や興味を広げたり、学ぶことに対する意識や習慣をつくっていくことを重視していくべきではないでしょうか。
そういった幼児教育は実はそれほど難しく考えなくてもいいのです。難しいことをするのではなく基礎を積み重ねていくことを重点に幼児教育を考えてみると学ぶべき教材は見つけやすいと思います。
1.絵本の読み聞かせ
まず絵本の読み聞かせは多様な効果があります。
・脳や学習能力の発達
・情操教育や心の成長
・関心・興味・視野が広がる
・想像力が豊かになる
・安心感や親子のコミュニケーション。
例えば上記のようなこと。
親子でゆったりとした空間で読み聞かせをすることでより一層効果があると思います。
難関大学に合格するような人も幼児期は絵本の読み聞かせをしてもらっていた人が多いという話を聞いたこともありますし、伸び伸びと楽しい絵本の世界を体験することは子供の成長の幅を広げてくれるでしょう。
2.読み書き
学習の基本は読み書きです。
絵本の読み聞かせも読みの練習になりますね。
書いてあることが分かるようになると子供はもっと知りたいと好奇心旺盛になります。鉛筆をもって自分の想い通りに線を描くこと、ひらがな・カタカナ・数字などを書く練習をすることで文字や数字への興味も広がります。
文字を知ることで物事の考えや見方も変わってくるので子供の視野も広くなり、自ら知的好奇心を満たそうと自発的な行動ができるようになるでしょう。
小学校以降でも読み・書きは基本中の基本となります。
習慣的に通信教育に取り組んだり、無理のないレベルで少しづつステップアップができるように読み・書きを進めていきましょう!
3.楽しい学び
幼児教育の基本は楽しいこと。
子供は遊びのなかから発見・体験して成長をしていきます。好きな事や楽しいことには夢中になって取り組みます。
楽しく遊びながら年齢に応じた適切な刺激を与えることで、遊びを学びにつなげていくことがすなわち幼児教育はではないでしょうか。
親子で一緒に楽しく遊び、一緒に体験・共有し、一緒に考えて創造し、コミュニケーションを大切に取り組んでいくことが幼児教育そのものではないかと思います。
金額の高い教材を購入したり高額ね教室に通わせなくても充実した幼児教育はできます。その家庭に合った楽しい学びを進めていきましょう!