「できること」ではなく「好きになること」

<「できること」ではなく「好きになること」>

幼児教育・子育て、毎日いっぱいいっぱいになってしまうこともありますが、どういった方針で進めていくのか、何を目標にしていくのか、特に幼児教育をやっていく中でしっかりと方向性をもっていきたい。

子供の気分や調子などによってスムーズにいかないことが多いですが、方向性がしっかりとしていればブレることなく楽しく取り組んでいくことができるようになります。

”楽しい”ということは幼児教育の基本。
詰込みではなく楽しく多様な能力を育成していくことがその後の伸びに大きな影響を与えることでしょう。

「好きになること」が幼児教育では大切!

子供の脳は5歳前後に発達のピークを迎える部分と、7歳~12歳で発達のピークを迎える部分があるそうです。

「○○ができるようになる」為に幼児期はその準備をしていく時期なのです。できることには個人差もありますので、幼児期にはできるようになる準備をすることで「好きになること」を伸ばしていく取り組みが大切です。幼児教育の最大の課題はこの部分あるのではないでしょうか。

考えること、頭を使うこと、体を使うこと、表現すること、、、こういったことが好きであれば小学校以降学力は必然と伸びていきます。もちろん「楽しく」を基本として「好き」ということを増やしていけばいいのです。

できること・できないことは個人差もあり成長に応じて可能になることもあります。また、生涯にわたりできることよりもできないことのほうが多くあるかもしれません。

できないことに直面したときその困難から何もせずに逃げ出してしまうのではなく、どうすればできるようになるのか考えたり、取り組みやアプローチの仕方を変えてみたり、考えることや頭を使うことが好きであればその過程すら楽しんでいくこともできるかもしれません。

その素地をつくっていくのが幼児教育において最大の使命であり、今できることを無理に増やすよりも将来的に伸びていく力「あと伸び力」を育成していくことに主眼を置いて取り組んでいきましょう。

心地の良い家庭環境

子供が何かを好きになる基盤は家庭にあります。
そして子供の心身の健やかな成長には家庭環境が密接にかかわってきます。

子供にとって心地の良い家庭環境をつくっていくことが、自己肯定感を生み多様な能力の基礎を作り上げていくことができます。

親子の関係性・家庭の環境をいまいちど考えてみて、子供が楽しく生活できるように節度と誠実さを持った取り組みをしていきましょう。

子供は親をみて多くの事を吸収していきます。
いくら子供に口で言って聞かせても親が真逆の行動をしていては意味がありません。

子供と同じように親も一緒に成長していくことができるかが、子育てや幼児教育においてひとつの重要なポイントではないでしょうか。

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