お手伝いの5つの効果・メリットと取り組み方
<お手伝いの5つの効果・メリットと取り組み方>
お手伝いをするととてもいい効果があると聞いたことがあると思います。
しかし、いざやらせようと思っても何をやらせたらいいのか迷うこともあるでしょう。時間が取れずに親がやったほうが早いこともありますし、一度やったことをやり直さなければいけないこともあるでしょう。
だけでもお手伝いをさせることは子どもにとって大きな財産となり得ます。
親は温かい目で見守りながら子供の成長を後押しできるようにして、どんどんお手伝いをさせていきましょう。
お手伝いの効果・メリット
お手伝いをさせることの効果・メリットはたくさんあります。子供の「やりたい!」気持ちを引き出しながら楽しくお手伝いをさせていきましょう。
○子供にお手伝いをさせる5つのメリット
1.自信を身につけられる
「自分でもできた!」「人の役に立った!」という経験が子供の自信につながります。そしてその自信は自立へとつながる足掛かりとなるでしょう。誰だってチャレンジしたことができるようになったらうれしいものです。人から「ありがとう」という言葉を掛けられれば「また頑張るぞ!」という気持ちも芽生えてきます。例えできなくても叱ったりせずにどんどん自信を身につけさせていこう。
2.自己肯定感を引き出す
自信を身につけることもそうですが、人の役に立つということ、褒められる体験、継続したお手伝い、必要とされている体験などは自己肯定感を引き出していきます。周りから必要とされたり自分の存在を大切に感じることは成長の大きな要素となります。新しいことへのチャレンジ、素直な感情表現、人間関係、考える力なども自己肯定感が高いと伸びていくことでしょう。
3.工夫や自ら考える力が伸びる
お手伝いをすることで様々な事を学び、どのようにトライしたら早くできるのか、どういうアプローチが一番いいのかなどを工夫したり考えたりすることができるようになります。たとえ失敗してもどこが違ったのかなどを一緒に話たり再チャレンジしたりすることで、失敗を繰り返さないように学ぶこともできます。
4.責任感や忍耐力など
継続した役割を与えることで責任感がでたり、忍耐力を養うことができるでしょう。簡単にできることでも継続して取り組ませることで責任感や忍耐力は伸びていくと思います。
5.親子のコミュニケーション
親のお手伝いをすることでコミュニケーションを密にとることができ、色々な話をしていくことができます。親からの「ありがとう」という言葉だけでも子供は安心感を感じ、冗談を言ったり普段なかなかできない話もしてくれることもあるでしょう。
年齢別お手伝いの例
さて、お手伝いに様々な効果があることが分かったと思いますが、では何のお手伝いをさせていけばいいのでしょうか。
年齢別でできることや効果的なことがあると思います。
書きにより詳しくお手伝いの目安がありましたので是非参考にしてください。
http://www.misawa.co.jp/kosodate/report/pdf/nenreibetsu.pdf
もちろん目安ですので、子供の成長ややる気に合わせてその家庭なりのアプローチが好ましいと思います。
お手伝いをさせて子供の世界を広げながら成長を促していきましょう。