幼児教育とメディアの活用について
<幼児教育とメディアの活用について>
現在は多メディア時代となり、子供たちは生まれたときから様々なメディアやデジタル機器に囲まれて育ったデジタルネイティブ世代。
当たり前のようにテレビ・PC・スマホ・タブレットなどの端末機器やメディアがあり、そういったメディアや機器に触れることが自然にな流れです。
例えば一昔前だとテレビの子供番組や歌やお話のCD、DVDなどだった幼児教育への取り組みも、様々な可能性を持った活用ができるようになっています。
幼児教育という面からメディアを考えてみたいと思います。
多様な学習コンテンツ
テレビ番組、ネット教材、DVD/CD教材など多様な学習コンテンツがあります。
一番身近なのはNHK Eテレの教育番組をはじめとするテレビ番組ではないでしょうか。「にほんごであそぼ」「えいごであそぼ with Orton」「おかあさんといっしょ」「みいつけた!」「いないいないばあっ!」「みんなのうた」「おはなしのくに」・・・。
毎朝決まったテレビ番組をみることが生活のリズムになっている家庭も多いと思います。
どのメディアの幼児教育であっても、やはり時間を決めておくことはとても大切な事だと思います。
時間を決めて生活のリズムをつくったり正しいメディアとの接し方を学んだり、身体面・精神面への影響なども考えて各家庭で規則正しい取り組みができるようになると良いでしょう。
どのメディアが良い・悪いということではありません。どういった幼児教育をするかは各家庭の考えもありますし、今後はさらに双方向型や新しい幼児教育のシステムが構築されて浸透していくことも予想されます。
一度書く過程でメディアとの向き合い方をしっかり考えて幼児教育に反映させてみましょう。
メディアリテラシーの育成
メディア環境が充実している時代だからこそ幼児期からのメディアリテラシーの育成が望まれています。
メディアリテラシー
各種メディアを主体的にに読み解く能力。
様々なメディアで膨大な量の多様な情報があり、誰でもインターネットなどでアクセスして情報に触れることができます。
正しい情報を読み取ったり情報を活用する力や必要な情報を得る力などが求められています。
もちろん幼児期においてこの力を身につけることは難しいので、幼児期でもできるメディアリテラシー教育をはじめてみましょう。
・健全なメディア習慣
・生活・成長におけるメディアとの接し方
・メディアへの関心を親も子供も高めていく
・多様な遊びや教育のひとつとしてメディアに触れる
・利用時間・見る番組などを決める
・不適切・悪影響な番組・ゲームなどは見せないだけでなく子供の前でやらない
上記のようなことえお日々の生活の中で心掛けていくことでも、子供のメディアへの関わり方が変わってくると思います。
幼児教育のタブレット・DVD教材などを取り入れている場合も、「教育だから問題ない」ではなく、メディアリテラシーの観点からしっかりと考えていくようにしましょう。