幼稚園児の学習費「平成30年度版」

＜幼稚園児の学習費「平成30年度版」＞

2年に一度文部科学省が調査している子供の学習費調査。

最新版は「平成30年度版」の調査結果になっており、幼児期の教育費についての平均値が出ていますので紹介をしていきたいと思います。

学習費（総額）／年

（平成30年度子供の学習費調査 : 文部科学省）

平成30年度の調査結果ですが、公立よりも私立の方が倍以上の学習費が掛かっていることが分かります。

前回（平成28年度）の調査結果と比べてみると、
・公立幼稚園 22万3,647円（前回比4.4％減）
・私立幼稚園 52万7,916円（前回比9.4％増）
になっており、公立と私立の学習費の差が広がっています。

学校外活動費が園生活以外の学習費になっていますので、通信教育や英語教材もここに含まれています。

もちろん各家庭の収入や教育にかけるコストなどによってさまざまだと思いますので、あくまで上記は参考値として考えてその家庭に合わせた教育ができるようにしていきましょう。

さらに令和元年10月から開始された幼児教育・保育の無償化もありますので、次年度以降は少し学習費総計は下がることが予想されます。

必要な取り組みや教育にはしっかりとお金を掛けて、子供の負担が大きくなりすぎたり「あれもこれも」とならないように教育費をカットしていくところは支出を抑えていきたいですね。

各家庭の収入に応じた教育法・学習法が必ずあります。

通信教育は年間支出もそれほど高いものでもありませんし、家庭で自分のペースで取り組んでいくことができる幼児教育法なので、まずは通信教育から受講をしてみることをおすすめします。